妊娠中(妊婦さん)でも入れる医療保険◇
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妊娠中でも入れる医療保険を見つけたのでご紹介します。
妊娠中の妊婦さんでも入れる医療保険
妊娠すると、帝王切開や切迫早産など、入院・手術のリスクが上がります。
帝王切開は全体の20%という統計もあります。
「妊娠したから医療保険に入りたい」と思っても、ほとんどの保険会社の医療保険は、妊娠中に加入しても、その妊娠での入院・手術は保険料支払の対象になりません。
ただ、例外もあって、私の調べた限りでは、以下の3つは、その妊娠での入院・手術も保障されます。
エイ・ワン少額短期保険「医療保険 EVERYONE(エブリワン)」
30歳女性(入院日額5,000円)
保険料2,540円/月
加入可能な時期:妊娠33週目まで
日本生命「みらいのカタチ 総合医療保険」
30歳女性(入院日額5,000円、80歳払込済終身)
保険料4,505円/月
加入可能な時期:規定なし
(母子手帳を確認の上保険会社にて判断)
コープ共済「たすけあい」
30歳女性(入院日額8,000円(女性コース))
保険料2,000円/月
加入可能な時期:規定なし(いつでも可能)
上記の医療保険は、電話で問い合わせたところ、「妊娠中に加入することができ、その妊娠での帝王切開が給付の対象になります」と言われました。
※2013年5月頃に調べた際は、ソニー生命とライフネット生命も対象だったはずなのですが、その後規約が変わったようです。
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私は医療保険に入らなかった
妊娠中に受けた保険相談では、「医療保険は入らないんですか?」と何度も言われました入った方がいい理由は
・年齢が上がると保険料も上がる
・帝王切開になるかもしれない
というものでした。
でも、この「医療保険は入ってはいけない!
医療保険に入らなかった理由
私が妊娠中に医療保険に入らなかったのは、こんな理由からです。
高額療養費制度がある
帝王切開になり手術費用がかかっても、健康保険には「高額療養費制度」があります。
高額療養費制度とは、1ヶ月にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定額(たいてい8万数千円)を超える金額が払い戻される仕組み。
(正確には限度額は「80,100円+(総医療費-267,000円)×1%」です。高所得の場合、低所得の場合には異なる金額となります。→高額療養費の自己負担限度額の詳細)
家族療養費附加金がある
夫の会社には「家族療養費付加金」という制度がありました。
療養費附加金制度は、高額療養費制度をさらに進めた仕組みです。
夫の会社の場合、保険分の自己負担が2万5000円を超えると超過分が払い戻されることになっていました。
(つまり、高額療養費制度で8万円程度となった医療費が、さらに2万5000円まで圧縮されるということです。)
[参考] 帝王切開でもらえるお金~高額療養費・医療費控除などを徹底解説!~
医療保険に入っても入院費用の全額が支給されるわけではない
医療保険に入っても、支給されるのは「契約時に自分が決めた入院日額」に限定されます。
(1日5000円~8000円程度が一般的です。)
手術の場合は手術給付金が出ますが、これは「この手術では入院日額の20倍を支給する」などと保険会社が事前に決めています。
想定外に費用がかかったとしても、それに応じて支給額が増加するような保険(実費保障型医療保険)はめったにありません。
(富士火災、ソニー損保、AIUなどに実費保証型がわずかにありますが、保険料が高額な上、医療費支払額上限があり、あまり助けにはならない気がします。)
貯金で持ちこたえられる
ある程度の貯金があるため、万が一、急に数十万円の医療費を支出することになっても、急に生活に困るということはないと考えました。
入院期間は短縮化している
これは出産とは別の一般的な話ですが・・・
医療技術の進歩により、入院期間は短縮化する傾向にあります。
そのため、「入院1日あたり何千円」というタイプの医療保険は、入ってもあまり意味がないといわれています。
しかし、帝王切開に…!
私は、妊娠の経過も順調でしたし、医療保険は損しそうだと思ったので、医療保険に加入しませんでした。しかし、陣痛開始後、まさかの帝王切開に…!
陣痛室のベッドの上で、「医療保険に入っておけばよかった・・・」なんて、反省していました。
ただ、結果としては、帝王切開の場合も支払額は普通分娩の場合とほぼ同じ。
»「帝王切開でかかったお金~出産費用の明細を公開~」
単純に損得を計算すると、私の場合は医療保険に加入する必要はなかったと感じました。
»「医療保険未加入に悔いなし!」
妊娠中の長期入院が多いのは事実
ただ、その後、帝王切開の増加に関する統計や、妊娠中に切迫早産で長期入院された妊婦さんのブログを読み、「妊婦さんは入ったほうが安心なのかも」と、考えが変わってきました。
医療費が(通常は)月10万を大きく超えないとはいえ、切迫で4ヶ月も入院すると、大打撃と感じられる場合もあると思います。
まとまった貯金(目安としては200万円ぐらい?)がないご家庭の場合は、念のため加入されるのもよいというのが現在の私の意見です。
(そして、まとまった額の貯金ができれば、医療保険は解約するのが良いと思います。)
入るならコープ共済の医療保険
掛金・給付金を比較すると、コープ共済の医療保険が圧倒的に割安です。
(安いので問題があるというわけではありません。保険の仕組に違いがあるためです。詳しくは別の記事でご紹介します。)
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